徳島県は、園瀬川の河川敷に魅力ある水辺環境を整備するため、2024年春までに水辺の憩いの場としての整備方針を盛り込んだ園瀬川河川計画を策定する。
対象エリアは、徳島市八万町法花谷から橋北地区までの園瀬川河川敷。面積は左岸が約0・6f、右岸が約1f。河川敷空間を活用して、地域住民や八万南小学校の関係者と協働する形で、活用できる水辺に触れ合える子どもたちの学びの場、地域住民の憩いの場として整備計画をまとめる。
河川敷沿いではこれまで、アドプト事業の清掃活動や官民協働の堤防除草が実施されてきた。幼稚園や保育所も近く、本年度に住民と学校関係者が集まるワークショップを計4回開催する予定。活用計画や整備・維持管理の方向性、遊歩道、水辺へのアクセス路、芝生広場の整備を検討し、整備後の役割分担計画なども決める。
順調にいけば第2回ワークショップで園瀬川河川敷の活用の在り方案、第3回会議で河川敷の空間整備計画案、整備・維持管理などの役割分担案を求める。ワークショップ支援や河川計画検討業務をフジタ建設コンサルタント(北島町)で進めている。
提供:建通新聞社