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　さぬき市は、学校給食共同調理場の施設整備を計画しており、早ければ２０２３年度内にＰＦＩ導入に向けた民間事業者選定に関わる準備に着手する考えだ。
　対象となる施設は、大川学校給食共同調理場（大川町富田中３１６３）と志度学校給食共同調理場（志度７１０）。大川は鉄筋コンクリート造２階建て延べ２０８０平方�bで、２０００年に建設。志度は鉄筋コンクリート造２階建て延べ８１２平方�bで、１９９６年に建設。現在、大川は１日２２００食で市域南側に提供、志度は１日１２００食で市域北側に提供している。
　施設の老朽化と将来的な給食提供食数の減少を見込み、集約した新施設の整備を検討している。現時点で１日３０００食、延床面積約２４００平方�b、敷地面積約４０００平方�bを想定。建設候補地は、学校跡地を中心として６カ所に絞り込んでおり、近いうちに建設候補地を決定する。
　今後の施設整備の方向性について検討し、施設整備の基本計画を策定するとともに、民間の資金や改築・運営ノウハウを活用する手法の導入可能性を調査し、最適な整備手法について検討する業務はエイト日本技術開発高松支店（高松市）が担当。３月末の納期を５月末に延長して進めている。
提供：建通新聞社