輪島市穴水町環境衛生施設組合は、旧輪島・穴水地域RDFセンター(同市門前町原)を「マテリアルリサイクル推進施設」に再整備する事業について、今年度内の事業者選定に向け発注準備を進める。DB(設計・施工一括発注)方式の採用を予定している。
計画では、石川北部RDFセンター(志賀町)が昨年度末で事業を終了したことを受け、ごみ固形化燃料(RDF)を製造していた輪島・穴水地域RDFセンター(RC・SRC造3階建て延べ3245平方メートル)を、廃棄物の破砕や選別、圧縮などを行うマテリアルリサイクル推進施設に改修する。施設は完成から11年ほどしか経過しておらず、有効活用する。
2024年度から2カ年程度で整備を進める。仕様書や募集要項作成などの発注支援、生活環境影響調査業務は中部設計が担当。
1月には、既設センター隣接地に建設された新ごみ焼却施設「輪島・穴水クリーンセンター」が稼働を開始した。