トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/05/11

【埼玉】杉戸町 新庁舎整備の導入機能例を整理

 杉戸町は、整備を検討中の新本庁舎に必要と考える導入機能の事例を整理した。町民サービス、行政執務、議会、防災拠点、町民交流の各機能を挙げた。22日には本年度2回目の新庁舎整備審議会を開く。年内にも基本構想案をまとめ、パブリックコメントなどを経て、本年度中の構想決定を目指す。
 現・本庁舎の敷地(清地2−9−29)を建設候補地とする。敷地面積(駐車場含む)が約1万4000u。
 現庁舎(RC造3階建て、延べ床面積1688u)のほか、▽第1(RC造3階建て、延べ床面積966u)▽第2(S造2階建て、延べ床面積493u)▽第3(S造2階建て、延べ床面積1422u)――の各庁舎、文書保存庫(S造2階建て、延べ床面積734u)を再整備する。
 町民サービス機能の具体例にはワンストップ窓口、相談コーナー、案内カウンター、待ち合い・休憩スペース、指定金融機関窓口(ATM)などを示した。職員の執務空間は、DX(デジタルトランスフォーメーション)やレイアウトの工夫などで、できる限りコンパクトな形を目指す。
 次回以降の審議会で事業手法などの検討をさらに深め、基本構想に落とし込む。2024年度以降、構想を踏まえた基本計画策定を進める。