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秋田建設工業新聞社
2023/05/12

【秋田】種梅入口交差点の立体化/長者下地区の構造物工を公告

 東北地方整備局能代河川国道事務所は12日、国道7号・種梅入口交差点の立体化に関し、長者下地区の構造物工(盛土、地盤改良など)を公告した。開札は来月15日。10月以降は種梅地区道路改良(盛土工、種梅川橋撤去など)、種梅入口交差点改良(盛土工など)を発注する。
 種梅入口交差点は、日本海沿岸東北自動車道の現道活用区間に位置付けられている。国道7号と県道2路線(北側・小滝二ツ井線、南側・高屋敷茶屋下線)が交差しており、前後区間との速度差が大きく停止車両への追突事故などが多発していることから、立体交差に改良することで交通の円滑化と事故の削減を図る。
 改良では、交差点に上下線のランプ(各L1,000m、W5.5m、擦付部含)を新設後、本線区間(L1,000m、W9.5m)を盛土で高くして立体交差にするほか、種梅川橋(昭和60年架設L62m、W9.5m、単純鈑桁橋〔RC床版〕)の架け替えも行う。
 また、ランプ上には種梅川を渡河するランプ橋2橋、本線には県道の立体交差部に1橋を新設する。立体交差部に架設する橋の設計は、セントラルコンサルタントが9月29日までにまとめ、新設はランプ開通後の予定。

提供:秋田建設工業新聞社