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日刊建設タイムズ社
2023/05/10

【千葉】総事業費は167億円/鷺沼地区37haで区画整理/夏期に組合設立を目指す/習志野市

 習志野市は、鷺沼地区約37haにおける特定土地区画整理事業の事業計画案を公表した。今夏の「習志野市鷺沼土地区画整理組合」の設立認可取得を目指す。事業期間は、組合設立認可の公告日から2032年3月31日まで。計画人口は約6800人(人口密度約180人/ha)。総事業費には167億4800万円(うち工事費145億9300万円)を見込む。
 工事費の年割額は、23年度10億8900万円、24年度12億8100万円、25年度26億1600万円、26年度23億2700万円、27年度20億7900万円、28年度20億9900万円、29年度17億2500万円、30年度10億5100万円、31年度3億2600万円。
 鷺沼特定土地区画整理事業区域は、鷺沼3ほか。現況の土地利用状況の割合は、公共用地4・8%、宅地1・8%、農地87%、その他6・4%。地区の人口は約50人(人口密度約1・4人/ha)。
 事業では、東西方向に幅員19mの都市計画道路谷津鷺沼線634m、南北方向に幅員16mの都市計画道路鷺沼線473mを築造。車道路肩部に自転車通行帯とバスベイを設ける。また、幅員12・5mの主要区画道路990m、幅員4〜6mの区画道路7537m、幅員4〜8mの歩行者専用道路399m、緑道255mを適宜配置し、土地利用に応じて段階的に道路網の整備を行う。歩道部はいずれもセミフラット型で整備し、照明、安全施設、植栽などを設置する。また、電線類の地中化を図る。
 そのほか▽鷺沼小学校の移転先用地約2ha▽鷺沼小学校移転先に隣接した近隣公園2ha▽街区公園4か所0・5ha▽生産緑地地区240u▽地区北部における共同住宅地区3ha▽地区西部における集合農地用地約0・5 ha▽集会所▽ガス整圧器室――などを整備。
 下水道整備については、地区西側の合流区域から地区外西側の既設管に接続。地区東側の分流区域においては、雨水を地区南側の鷺沼放流幹線、汚水を地区南側の既設管と計画管に接続する。
 21年10月には、竹中土木・野村不動産共同企業体を業務代行予定者に決定。また、22年7月の準備会総会で、複合商業施設区域3haの商業事業予定者にイオンタウンを選定した。k_times_comをフォローしましょう
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