熊本市は、PFIで実施する高平団地・大窪団地集約建替事業の入札手続きを始めた。総合評価一般競争で、参加表明書等の受付期間は6月21日〜23日。8月21日に開札し、9月に事業者を決定・公表する。予定価格は44億1110万円(税込)。
参加資格は、設計企業・建設企業・工事監理企業・入居者移転支援業務企業・余剰予定地活用企業で構成される応募グループ。代表は建設企業か余剰予定地活用企業とする。
設計企業は一級建築士事務所で、5階建以上および延床面積2000平方b以上または30戸以上の共同住宅の新築設計実績が必要。建設企業は3社JVとし、建築一式工事の総合評定値が1社以上は1000点以上、他は850点以上を指示している。
工事監理企業は一級建築士事務所、入居者移転支援業務企業は宅地建物取引業者の免許、余剰予定地活用企業は提案内容と同種の事業実績などを求めている。
PFIは、特定事業者自らの提案をもとに、既存住宅等の解体撤去、建て替え住宅等の設計・建設等を行い、市に所有権を移転するBT方式を採用する。事業期間は概ね7年間。
建て替えは、高平団地(北区高平2丁目)の跡地に、高平団地と大窪団地(北区大窪5丁目)を集約した150戸を整備。附帯事業として、余剰予定地を有効活用し子育てファミリー世帯等の定住を図る民間施設等の整備を一体的に行う。
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