東北地方整備局は、秋田河川国道事務所が進めている国道46号刺巻線形改良事業(仙北市田沢湖刺巻)に関し、架け替えを進めている刺巻跨線橋の上部工工事を公告、9月11日に開札する。橋長122m、幅員13.5m(歩道W2.5m、路肩W0.75m×2、車道W3.25m×2、登坂車線W3m)の鋼3径間連続箱桁橋で、上部工は7年9月5日の工期で架設。6月または7月には、岩手県側で跨線橋背後の盛土を行う「刺巻地区道路改良工事」も公告する予定。
ミズバショウ群生地がある国道46号・刺巻地区の現道は視距不足で事故が発生しているため、線形を緩める形でミズバショウ群生地側に900m(うち刺巻跨線橋L122m)の道路を新設。秋田新幹線を跨ぐ跨線橋は老朽化しているため、現橋の脇に架け替える。なお、跨線橋の橋台2基と橋脚1基は昨年度までに整備済みで、今年度はJR東日本がもう1基の橋脚工事を進める予定。
提供:秋田建設工業新聞社