愛媛県土木部は、地域高規格道路大洲・八幡浜自動車道のうち、夜昼道路の「新千丈川橋(仮称)」と「大根第二橋」の各上部工事に2023年度に着手する。新千丈川橋は9月、大根第二橋については12月の開札を目指し、それぞれ一般競争入札公告手続きを進める考えだ。いずれも鋼構造物工事A等級による総合評価案件(施工計画型)を予定している。
新千丈川橋は、3月25日に開通した八幡浜道路(延長3・8`)の起点(夜昼道路の終点)に当たる八幡浜東インターチェンジ(IC)の東側に計画する、国道197号と千丈川を跨ぐ橋梁。鋼3径間連続非合成少数鈑桁橋で、橋長は150・5b。
年内の契約締結を見込んでおり、製作工・架設工をセットに約27カ月の工期で整備する。施工場所は八幡浜市郷地内。設計は長大松山事務所(松山市)が担当。
一方、大根第二橋は夜昼道路の起点に当たる大洲平野ICのランプ橋。橋長167bで、上部工形式は鋼4径間連続合成少数鈑桁橋。製作工と架設工をセットに入札し、年度内の契約締結を目指す。工期は約20カ月。施工場所は大洲市平野町野田。設計は建設技術研究所松山事務所(松山市)が担当。
提供:建通新聞社