那賀町は、相生中央公民館の跡地に(仮称)相生地域交流センターを新築する。工事は早ければ12月に建築・設備・屋外付帯を一括で、一般競争入札(総合評価方式)にて公告する。総工事費は約4億円を見込んでいる。
交流センターの規模は、設計業務の中で詰めていくが、非木造2階建て延べ1000平方bを想定。会議や催しなどでの使用を目的とし、書庫や倉庫などの機能を確保する。同地域には災害時の避難場所や防災拠点となる施設が不足していることから、防災機能を備えた建物にする。隣接する相生支所が木材を使用した建屋のため、外観などは相生支所を考慮したデザインにする方針。
設計は剛建築事務所(徳島市)、地質調査はニタコンサルタント(徳島市)が進めている。建設地は延野王子原31ノ1。
相生中央公民館は1972年に完成した建物。会議や催しなどで使用されてきたが、雨漏りや鉄筋、モルタル外壁などの劣化による損傷が激しいため、解体工事を現在、橋本土建(那賀町)で進めている。
提供:建通新聞社