計画区域を約19f拡大 28年度までの建設費約44億 鹿島市は、公共下水道の事業計画を変更した。国道207号バイパス以西の約19fを事業計画区域に追加し、計画区域面積を約472に拡大。これに伴って計画目標年度を2025年度から28年度に3カ年延伸している。資金計画によると、23年度から28年度までの建設改良費は43億9930万円を見込んでいる。
同市は1986年にJR鹿島駅付近の市街地を中心とした約109fで公共下水道事業に着手し、現在は453fの事業認可を受けて整備を推進。21年度末で認可面積の約80%に当たる約364fの整備が完了している。
今回の計画変更では辻交差点付近の既認可区域に隣接する国道207号バイパス以西の区域19・13f(松原、久保、小路、岩屋、道祖、馬場、琴路、浄源)を事業区域に追加し、事業計画区域を453・13fに拡大した。
これに伴って、下水道計画人口を1万3230人(110人増)に見直し、計画目標年度を25年度から28年度に3カ年延伸。日最大の計画汚水量を日量5380立法b(日量80立法b増)に変更している。
資金計画によると、23年度から28年度までの建設改良費は43億9930万円を見込んでおり、内訳は管渠27億3960万円、処理場11億5820万円、ポンプ場5億0150万円となる。
年度別の事業費は▽23年度9億9970万円▽24年度11億4230万円▽25年度7億2490万円▽26年度7億3520万円▽27年度3億9340万円▽28年度4億0380万円―を見込んでいる。