福島建設工業新聞社
2023/05/08
【福島】4水道事業体連携で管路診断/公募手続き開始
会津若松地方広域市町村圏整備組合、会津若松市、会津坂下町、会津美里町の4水道事業体は、水道事業の技術的な連携に関する基本協定に基づき、保有する既存管路を衛星画像解析により診断し、優先的に更新補修する管路を選定する。診断業務の入札手続きは会津坂下町が一本化して行う。8日、公募型プロポーザル手続きを開始した。
参加資格要件は、企画提案書提出時において、会津若松市の入札参加資格者名簿に登録されていることなど。参加表明書等の受付期限19日。企画提案書は6月2日まで受付し、同19日に選定委員会を開いて受託候補者を選ぶ。契約は水道事業体ごと結ぶ。
診断対象管路延長は会津若松市821km、会津坂下町161km、会津美里町232kmの総延長1214km(整備組合の送水管含む)。人工衛星の画像解析技術を用いて給配水管、送水管等の管路状況を調査・解析し、優先的に更新・修繕等を行うべき管路を抽出、図化する。履行期限2024年2月29日。提案上限額は2113万5400円(消費税込)。