県長浜土木事務所木之本支所は、長浜市木之本町川合地先の「落合橋」改築を含め、前後の中河内木之本線の法線変更から成る改良事業に取り組む。先ごろ委託した橋梁の予備設計を年内をメドにまとめ、地元協議等が順調にいけば詳細設計へと進め、用地取得から現段階で事業年度は未定だが道路および橋梁の整備工事を順次発注・着工していきたい考えだ。
23年度に修成建設コンサルタント滋賀事務所(大津市)に委託した(4月25日開札)中河内木之本線単独道路改築設計業務では、長浜市木之本町川合地先の中河内木之本線上で杉野川に対し現在は垂直に架橋されている橋長L16bの現橋「落合橋」1橋を、河川に対し斜めに、橋長L33・1b規模の新橋梁1橋で再架橋するための予備設計を行う。合わせて前後の道路も法線を変更し、一部バイパス部分を整備し改良を行う計画。委託期間は170日間で年内の完了の予定。23年度はこのほか中河内木之本線補助道路整備地質調査も関西技研(甲賀市)に委託(4月25日開札)し、川合地先を対象とする地質調査を委託期間113日間で行う。
県木之本支所では、3月に公表した新たな道路整備アクションプログラムにおいて、拠点間ネットワーク整備事業に中河内木之本線の川合工区における道路拡幅事業を位置づけ。プログラム期間の28年度までに着手する方針を示している。
提供:滋賀産業新聞