建通新聞社
2023/05/08
【大阪】守口市 新体育館アドバイザリーをプロポで
守口市は、新体育館の設計・建設・維持管理運営業務についてDBO方式を採用、事業者の選定に向けた公募型プロポーザルを2024年度に公告する。25年度から新体育館の設計・建設を進め、27年度の完成を目指す。新体育館の規模は3階建て延べ1万0674平方bを想定している。概算事業費は96億1653万6000円。
市が事業者の募集から契約締結までの業務を適正に実施するため、必要な支援を行うことを目的とした「新体育館整備事業アドバイザリー業務」を公募型プロポーザルで公告。1次審査に係る書類を5月10日まで受け付け、2次審査を経て6月上旬に委託先を特定する。委託期間は25年3月31日まで。委託料の上限額は総額3870万円。
業務では、基本計画策定時に実施した、民間活力導入可能性調査結果やVFM算定結果を精査して民間事業者の意向、市場動向を把握する。
新体育館の建設地は旧寺方小学校の跡地となる寺方元町1ノ1ノ1。敷地面積は1万1420平方b。現地には鉄筋コンクリート造4階建て延べ2353平方bの校舎棟など6棟が残っており、全棟の延べ床面積約6000平方bを取り壊す。
解体工事に伴う実施設計の一般競争入札を5月中旬に公告する。当初予算に実施設計業務委託費として3278万円を計上した。解体工事は24年度に発注する計画だ。