大曲商工会議所(大仙市大曲通町1−13、齋藤靖会頭)は、「大曲の花火」出品業者宿泊施設・大会管理運営施設建設工事に関し、丸茂組・吉建設・さとう特定建設工事JVを敷地造成工事業者に決定した。工事は1期(造成)と2期(本体建設)に分け、2期工事も同JVと契約する予定。
事業は、花火大会本部の体制強化や花火業者の宿泊場所確保のため、新施設を建設するもの。花火業者が使用していた温泉旅館が閉鎖したため、宿泊先の確保が課題となっていた。
造成面積は4,995.96u(大曲船場町1)で、夏頃までに終える見込み。本体工事費は約13億円を見込み、6年12月の完成を目指す。施設は鉄骨造6階建て、延べ床面積3,019.5u規模で計画しており、1階にエントランスや会議室、2〜4階に和室、5階に洋室、6階に食堂などを設ける予定。実施設計は長岐建築設計事務所で進めている。
ホテルとして必要な設備などは、本体引き渡し後に搬入するため、供用開始日は現時点で未定となっている。
提供:秋田建設工業新聞社