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　県高島土木事務所は、高島市安曇川町青柳に位置する「安曇川大橋」について、安曇川河川改修計画の河道掘削に伴って、一部延伸と架替部を補強するトラス橋左右の改築に着手する。このほど予備設計に中央コンサルタンツ滋賀事務所（大津市）が取り掛かっており、11月末をメドに内容を取りまとめる。
　今後のスケジュールは、早ければ年内にも詳細設計発注の可能性があるものの、今のところ未定。
　内容によると、一級河川・安曇川の河川改修計画を考慮し、22年度に安曇川大橋の「補強案」と「架替え案」の検討を行った結果、補強案が優位と判定された。そのことから補強案のうち、河道掘削に伴い改築が必要となるトラス橋左右の新設区間である延伸部と架替部の橋梁予備設計に現在、取り掛かっている状況。予備設計が完了次第に詳細設計、工事着手へと進めていく。
　また、延伸部となる橋長はＬ53�bで、架替部については橋長Ｌ33�b。全体の長さはＬ213�bとなる。道路規格は、第3種第2級の60�q／ｈ、片側1車線の歩道有。
　また、同事務所では、そのほかにも、国道367号の防災強化として、緊急輸送道路である国道367号（保坂〜市場）の防災協に向けた検討や、メタセコイア並木道路として、周辺の魅力向上に向けた小荒路牧野沢線の在り方など検討しており、今後は、市町や関係機関とより一層連携を深め、県のネットワーク整備の観点から必要性、ルートや構造等を継続的に検討・調査する考えを示している。

提供：滋賀産業新聞