社会福祉法人久楽会(金沢市利屋町)が野々市市内で計画する「(仮称)あわだ総合福祉センター」は、設計業務が完了した。6月ないし7月の入札を視野に準備を進めていく方針だ。
計画によると、建設規模はS造2階建て延べ1180・83平方メートル。同市粟田1丁目126番地の旧市立粟田保育園跡地(敷地面積1970・20平方メートル)で建設する。設計は大屋設計(金沢市)が担当。2024年春の開業を目指す。
新たな福祉等複合施設となる同センターの事業内容は、看護小規模多機能型居宅介護や有料老人ホーム、重症心身型放課後等デイサービス、子育て支援サービス、訪問看護ステーションのほか、施設の一部を開放し、地区住民が利用できる多目的スペースとしたい考えだ。
同センターについては、市が施設整備および運営事業者を公募し、プレゼンテーションなどを経て昨年度に同法人を決定していた。