日本工業経済新聞社(群馬)
2023/04/28
【群馬】県農村整備課 農業競争力強化基盤整備事業 24地区、13億8730万円
県農村整備課は、2023年度に実施する農業競争力強化基盤整備のハード事業に対する割り当て額などを明らかにした。水利施設等保全高度化事業は10地区へ7億2440万2000円、農業競争力強化農地整備事業が5地区5億5740万8000円、農地中間管理機構関連農地整備事業では2地区へ1億39万9000円を配分。合計17地区、13億8220万9000円で事業を推進する。
農業競争力強化基盤整備は、農業競争力強化を図るため農地の大区画化や汎用化、農業水利施設の長寿命化などの整備を行い、農地集積および集約化、農業の高付加価値化、水利用の効率化・水管理の省力化などを推進するもの。
各種事業を推進するため、県では22年度補正予算と23年度当初予算で確保した事業費を割り当てている。
23年度の新たなハード事業としては、2地区を採択。地区と事業費の内訳は◇野辺(館林市、明和町、千代田町)=6000万円◇原(高山村)=5000万円−となっている。なお、22年度は田代湯尻(嬬恋村)と吉田(富岡市)でハード事業に着手している。
この他、各事業における割当額などは以下の通り。(◇地区名=関連市町村など、事業費、完了予定年度)
【水利施設等保全高度化事業】
◇笠張=渋川市、1億3600万円、26年度
◇境小此木東部=伊勢崎市、2100万円、25年度
◇保美=藤岡市、1億300万円、26年度
◇牛の平=片品村、1億2500万円、25年度
◇田代湯尻=嬬恋村、6800万円、26年度
◇仙之入=嬬恋村、5920万円、25年度
◇山子田=吉岡町・榛東村、6100万円、24年度
◇大正用水3期=前橋市・伊勢崎市、8861万円、24年度
◇干俣=嬬恋村、4259万2000円、23年度
◇城沼水路=館林市・板倉町、2000万円、24年度
【農業競争力強化農地整備事業】
◇牛田川除=藤岡市、7240万8000円、23年度
◇五箇谷=板倉町、2億円、25年度
◇緑町=太田市、1億6500万円、24年度
◇吉田=富岡市、6000万円、29年度
【農地中間管理機構関連農地整備事業】
◇下江黒=明和町、5039万9000円、23年度