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　毛呂山町は、町役場庁舎（中央２−１）と総合公園体育館（大谷木４４３）の外壁などを改修する。工事の事後審査型制限付き一般競争入札２件を、今日27日中にも公告する構え。２０２３年度予算に役場庁舎へ３億３０８３万１０００円、体育館に２億１６９０万円の事業費を確保した。順調ならば、２件ともに６月議会での契約議決を目指す。
　いずれも想定工期は約10カ月程度で、年度内の完工が目標。施設機能を維持しながらの施工を見込むため、現場作業については一般利用者に対する騒音・安全対策への十分な考慮が求められる。
　建設から40年以上が経過する町役場庁舎では、ひび割れや浮きが発生している既存の仕上げ材を撤去し、新たな表面仕上げを施工する。併せて雨水対策などにも取り組む考え。施工面積は約４０００�uの規模。屋上防水に関しては、過年度までに更新を済ませているため改修対象外。
　総合公園体育館は、外壁と屋根が改修対象。外壁のコンクリートひび割れ・剥離部分の補修や全面再塗装、カバー工法による屋根改修が施工内容の中心となる。庇（ひさし）や雪止めなど附帯物の更新も適宜行う予定。施工面積は屋根４６２５�u、外壁５４５２�u程度となる。
　設計は22年度、第一建築設計事務所（川越市、�рO４９−２４３−０３５７）が両施設ともにまとめた。