福井県建設室内工事業協会(田中猛雄会長)の第8回総会は26日開かれ、任期満了に伴う役員改選が行われ、田中会長ほか全役員を留任とした。
2022年度の活動報告と決算、および23年度の活動計画案と予算案など全議案を慎重審議の上、すべて原案通り了承している。会場は、福井市大手3丁目のザ・グランユアーズフクイで。
田中会長(72)は、5期目再任。冒頭と就任の挨拶で抱負を示した。「人手不足などに物価高騰も重なり、仕事はあっても利益がでない。ゼネコンも厳しいが、職人にしわ寄せがないよう願いたい」と元下の適正な関係性を求めた。今後は「機械化が益々進むが、かと言ってロボットがボードをはることができるのか」と、人間がもつ技術力に自信をみせた。入職者増に向けては「学生100人のうち、6、7人は職人を希望している。先生や親御さんにも理解を促したい」などと話した。
22年度は、担当者会議や技能検定実技試験(タッセイ倉庫)、フクイ建設技術フェア体験会参加などを行った。
23年度も事業を継続。担当者会議のほか、ゴルフコンペの再開、懇親会も計画している。
役員の方々(敬称略)
■会長
田中猛雄 タッセイ
■副会長
八ケ代勇次 フクイ内装システム
■監査
渡辺都芳 奥越内装
■会計・事務
渡辺紀彦 タッセイ