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　新潟県農地部農地計画課は、荒金堂島新田地区（南魚沼市）農地環境整備事業に新規着手する。総事業費５億９０００万円を投じ、２０２７年度の完了を予定する。
　計画によると、中山間地において耕作放棄に伴う周辺農地への悪影響を除去するとともに、耕作放棄地の利活用を通じて優良農地の保全および国土・環境の保全を図るもの。生産区域と保全管理区域の整備を行うことで、耕作放棄地の解消と地域の活性化を図り、緊急および重点的に事業を実施していく。
　工事概要は、生産区域のほ場整備が荒金第１が６・９ヘクタール（事業費３億３３１２万円）、荒金第２が１・８ヘクタール（同８６９０万円）、堂島新田は３・５ヘクタール（堂１億６８９８万円）。保全管理区域は用地整備として、荒金第１が０・０２ヘクタール（同２８万６０００円）、荒金第２は０・０１ヘクタール（同１４万２０００円）、堂島新田は０・０２ヘクタール（堂２８万６０００円）２カ所となっている。受益面積は１２・２ヘクタール、受益者数が４４人。関係土地改良区は大和郷。