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　大阪府は、生野支援学校新築その他工事基本設計の公募型プロポーザルを実施し、大建設計（大阪市西区）を最優秀提案者に決定した。大阪わかば高校南側グラウンドに移転建て替えする計画で、建築・設備設計と現況測量を行う。履行期間は２０２４年２月27日まで。
　校舎棟の規模は鉄筋コンクリート造６階建て延べ１万４８６６平方�bを想定。普通教室、特別教室、管理諸室、共用部を設ける。屋内運動場とプールは校舎棟と同一棟に配置する予定。
　その他、給食調理場（鉄筋コンクリート造平屋３８０平方�b）、20台分のスクールバスプラットフォーム（鉄骨造平屋）、90台分の自転車置き場などを整備する。計画では、ＺＥＢ―Ｏｒｉｅｎｔｅｄ相当以上、内装の木質化、太陽光パネルの設置などを盛り込むことが求められている。
　建設地は生野区巽東３丁目。敷地面積は約２万１０００平方�b。想定工事費は約84億７０００万円。このうち建築工事費が約57億２０００万円、設備工事費が約27億５０００万円。
　23〜24年度に基本・実施設計、25〜27年度に建築工事を行い、28年度の供用開始を目指す。
　基本計画策定は板垣建築事務所（大阪市浪速区）が担当。