日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/04/25
【埼玉】川島町・桶川市/新ごみ処理施設整備/基本構想策定へ向けプロポーザル
川島町は、桶川市と共同で進める新ごみ処理施設整備事業の基本構想策定などに着手する。川島町三保谷宿地内に、ごみ処理施設を2市町共同で新設するもの。施設整備に向けて、課題点を整理した上で整備規模・スケジュールなどを取りまとめる。基本構想のほか、ごみ処理基本計画、循環型社会形成推進地域計画を策定する。
業務を委託する事業者を決める公募型プロポーザルの手続きを19日に開始。参加表明書の提出を5月8日午後5時まで、持参または郵送(必着)で受け付けている。提案上限額は2743万4000円とし、2025年3月28日までが委託期間となっている。
今後の主なスケジュールとして、書類による一次審査の結果を5月12日に通知、6月21日に二次審査をプレゼンテーションによって実施する。6月中にも優先交渉権者を決定し、契約を結びたい構え。
参加表明書の提出や問い合わせは、川島町・桶川市ごみ処理広域化協議会事務局(〒350−0131 川島町平沼1175 川島町保健センター2階 町民生活課ごみ処理施設整備推進室、メール:k-okyougikai@town.kawajima.saitama.jp)まで。事前連絡の上、持参の場合は開庁時間内に、郵送の場合は配達記録が残る形式で提出すること。
新ごみ処理施設は当初、東松山市・桶川市・川島町の2市1町の枠組みにより共同で整備する方向で協議を進めていたが、本年2月に東松山市が参画を断念。その後、2市町での事業継続に向けて、同月に桶川市と川島町は、ごみ処理広域化に関する協定書を交わしている。