日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/04/26
【埼玉】さいたま市建設コンサルタント協会 創立20周年記念式典・祝賀会を開催
さいたま市建設コンサルタント協会(星野達代表幹事)は21日、創立20周年記念式典・祝賀会を、さいたま市内のTHE MARK GRAND HOTELで開き、会員ら関係者多数が参加するとともに、来賓には清水勇人さいたま市長も駆け付け、20周年を盛大に祝った。
同協会は、浦和、大宮、与野の3市が合併した翌年の2002年3月に、さいたま市に本店を有する建設コンサルタント13社が参加して、関亦数斗代表幹事のもと設立。昨年4月に創立20周年を迎えた。
式典は大輪英史総務委員長の司会のもと進行。あいさつで星野代表幹事は「われわれ協会のコンセプトは、地元の仕事を地元の業者で行っていこうというもの。それまでは、都内大手の企業が請け負うことも多かったが、ここ20年間の結果を見ると皆様の努力により、会員企業が請け負うことが多くなった。これは、市のご理解をいただいたことや、皆様の会社や個人の努力によって市との信頼を築けたと思っている」と会員の努力をたたえた。続けて「この3年間は、コロナ禍で協会活動が思うようにできなかったが、これから30年、40年と会が繁栄していくように、皆様とともにこれからもがんばっていきたい」と決意を新たにした。
続いて前代表幹事の佐藤紀夫氏が、創立20年の歩みとして、主な行事や役員など移り変わりを振り返るとともに、「真の『さいたま市の技術集団』として市当局との信頼関係を確立する」との協会設立趣意書を再確認した。
来賓あいさつでは最初に、さいたま市の清水市長から「日頃から都市基盤の整備はもとより、地域社会資本整備の担い手として、高度な技術ならびに知識をもって、よりよい居住環境の確保に努められ積極的な事業を進められていることは誠に心強く、ご努力に深く敬意を表する」とこれまでの協力に感謝の意を表した。続けて「さいたま市は今年、政令指定都市に移行、また市制施行20周年の節目を迎えた。老朽化が進む都市基盤も計画的かつ効率的な維持管理を行い、持続的かつ災害に強い都市基盤を整備していくため、今後も皆様との連携が不可欠であると認識している。なお一層のご支援ご協力を」と協会のさらなる協力と活躍を期待した。さいたま市測量設計業協会の下平栄夫会長は「さいたま市の社会基盤整備に多大な貢献をされているが、これもひとえに会員皆様の日々の努力のたまものと思っている。さらなるご発展と、これからも変わらないお付き合いを」と述べると、さいたま市補償コンサルタント業協会の飛田賢一会長は「貴協会のさいたま市における社会インフラへの貢献に対して、大変感服している。今後も30年、40年と祝賀の日を共に迎えたい」と呼びかけた。
前総務委員長の加藤道雄氏の発声で始まった祝賀会では、お祝いパフォーマンスやお楽しみビンゴ大会が開かれ、会場は歓談の輪が広がった。