建設新聞社
2023/04/24
【東北・岩手】盛岡広域環境組合がごみ処理施設整備の基本計画プロポ
盛岡広域環境組合は、「ごみ処理施設整備基本計画策定等業務」の公募型プロポーザルの手続きを開始した。参加表明書などの提出は5月19日まで、プレゼンテーションおよびヒアリングは同30日を予定。6月5日にも評価結果を通知する見込み。担当は同組合施設課となる。
参加資格は▽盛岡市の競争入札参加資格者名簿に登録▽過去10年間(2013年4月1日から23年3月31日まで)に地方公共団体(一部事務組合を含む)が発注する一般廃棄物処理基本計画および廃棄物発電設備を有する焼却施設の新設に係る施設整備基本計画策定業務ならびに環境影響評価方法書作成業務を元請として受注した実績―などの要件を全て満たす法人または団体。
盛岡市、八幡平市、滝沢市などの盛岡広域8市町は、ごみ処理に関する事務を共同処理するため、今年2月に盛岡広域環境組合を設立した。
同組合では、盛岡IC付近に位置する盛岡市上厨川川原ほか地内の敷地約5fにごみ処理施設の整備を計画。今回の業務は、処理施設の整備に向け、一般廃棄物(ごみ)処理基本計画を策定するとともに、施設整備に向けた諸条件をまとめたごみ処理施設整備基本計画を策定し、併せて環境影響評価方法書の作成、施設整備予定地の地歴調査を行う。
整備基本計画では、施設規模の算定やごみ処理方式検討、施設配置・動線、プラント設備、土木、建築、余熱利用に係る各計画のほか、八幡平市、葛巻町に予定する中継施設計画、事業費、スケジュールなどをまとめる。
委託期間は25年3月31日まで。提案上限額は5004万9000円。23年度の支払い限度額は3144万3000円(いずれも税込み)となる。
提供:建設新聞社