建通新聞社
2023/04/24
【大阪】摂津市 味生コミセン基本設計を6月に入札
摂津市は、(仮称)味生コミュニティセンター建設に伴う基本設計を6月に指名競争入札で委託する計画だ。当初予算で基本設計委託費に2980万円、用地購入費に3億円を計上している。今後、2024年度に実施設計を委託し、25年度に建設工事に着手、26年度下半期の完成を目指す。
施設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1300平方b程度。ダイキン工業の社宅寮跡地6800平方bのうち約2000平方bの用地を購入して建設する。場所は一津屋1ノ36。
同センターは、味生公民館(一津屋1ノ16ノ13)の代わりになる施設として計画。味生公民館が抱えている防災面、広さ、設備などの課題を解消するために現地(敷地面積990平方b)での建て替えではなく、広場や駐車・駐輪台数を確保できる場所に移転建て替えすることにした。
基本構想案によると、施設の1階にエントランス、フリースペース、事務所を配置し、2〜3階に講座室、学習室、集会室などを置く。屋外には駐車場15台分、駐輪場62台分の他、300平方b程度の広場を設ける。
パブリックコメントを経て5月中旬に基本構想を固め、基本設計に移る。基本構想策定支援業務はニュージェック(大阪市北区)が担当した。