小松市は19日、「市未来型図書館等複合施設官民連携事業調査支援業務」に関する公募型プロポーザルの実施要領を公表した。参加表明書は5月12日まで市長公室未来型図書館づくり推進チームで持参または郵送により受け付ける。
法人や共同企業体などが参加できる。主な資格は、2013年4月1日以降に国または地方自治体の官民連携事業調査に関する業務(官民連携事業手法検討やサウンディング型市場調査実施支援などを含むものに限る)を元請として完了した実績(PFI限定の導入可能性調査やPFIアドバイザリー業務は対象外)、公立図書館を含む複合機能を有する公共施設の基本構想または基本計画の策定、あるいは基本設計または実施設計に関する支援業務を元請けとして完了した実績―など。業務期間は契約締結日から2024年3月8日まで。委託費の上限は1800万円(税込み)を設定した。
未来型図書館の立地エリアは、芦城公園周辺に決定している。今回の業務内容は、同複合施設の整備に向けた具体的な立地場所の選定、老朽化が進む市公会堂、市立博物館、市立図書館を中心とした公共施設の集約・再編や機能の見直し、サウンディング調査、従来方式やデザインビルド方式(DB)、PFI方式などの検討、概算事業費・VFM算出などのほか、様々な事業課題について市民との共創のもとに調査・検討する。
今後のスケジュールでは、5月17日から29日まで企画提案書を受付、プレゼンテーション審査を経て、6月にも受託候補者を選定する予定だ。問い合わせは同チーム(電話0761―24―8042)まで。