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日刊建設タイムズ社
2023/04/19

【千葉】総事業費は67.7億円/年度内に事業支援者公募/IC周辺37.1haで産業用地/横芝光町

 横芝光町は、銚子連絡道路横芝光インターチェンジ(IC)周辺41・88haにおける「産業用地整備基本計画」をまとめた。銚子連絡道路の南側A・E地区18・8haを第1期事業区域、北側C・D・F地区18・34haを第2期事業区域に設定。開発行為または土地区画整理事業により整備を推進する。全体の概算事業費は67億7100万円(うち工事費49億4700万円)。このうち、第1期は33億6200万円(うち工事費24億6000万円)。今後は、(仮称)まちづくり協議会を早期に組織し、年度内に事業化検討パートナーの公募を開始。地元住民および地権者との合意形成を図り、事業同意書の取得を経て、2024年度末に土地区画整理組合の設立または開発許可の取得を目指す。
 農業振興地域からの除外手続きに関しては、農業振興地域整備促進協議会での議論や調整を行い、25年度末に用途地域の変更などを含めた都市計画を決定し、事業計画の策定を経て、27年度の事業認可取得を予定。また、成田国際空港周辺地域における地域未来投資促進法の弾力的な活用を踏まえ、適切な時期に重点促進区域に定める。
 産業用地など整備に向け、25年度に第1期事業区域の調査・設計へ着手し、27年度の造成着工、29年度の供用開始・建築工事着手を目指す。第2期事業区域については、第1期の進捗状況と空港直結道路の整備時期などを踏まえ、事業化の時期を検討していく。
 整備予定地は、芝崎地先の横芝光IC周辺。銚子連絡道路の南側にA地区16・63ha(産業用地、複合施設用地、調整池、公園)、E地区(複合施設用地、調整池)2・17ha、北側にB地区(高速道路関係用地)4・74ha、C地区(産業用地、調整池)2・53ha、D地区(産業用地、調整池、公園)7・82ha、F地区(産業用地、調整池、公園)7・99haを設定。
 土地利用計画は、道路用地2・94ha、公園・緑地1・66ha、水路・調整池等4・57ha、複合施設用地6・92ha、産業用地21・05ha。なお、B地区は高速道路関係用地のため、土地利用計画から除外する。
 公共施設計画方針は▽幅員14mの都市幹線道路(第4種第2級、設計速度毎時40km)=歩道3・5m×両側、車道2車線▽幅員12mの補助幹線道路(第4種第3級、設計速度毎時30km)=歩道2・5m×両側、車道2車線▽公園・緑地=開発区域面積の3%以上確保▽雨水流出抑制=調整池の整備――など。
 産業用地整備基本計画策定業務は、千代田コンサルタント千葉営業所が担当した。k_times_comをフォローしましょう
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