霧島市は、国分シビックセンターの西駐車場内に建設を予定している(仮称)総合保健センターの基本設計をほぼ終え、近く実施設計に移行する。現存の国分保健センターとすこやか保健センターを集約複合化した施設として計画中で、建物規模はRC造3階建2200u前後を想定。実施設計は6月中の完了を目指して進め、24年度の着工を視野に発注形式等を詰めていく。
建設予定地は国分中央3丁目。現存の国分保健センター(国分中央3丁目)とすこやか保健センター(隼人町内山田)の老朽化等を受け、両施設を集約複合化した施設として整備する。
基本・実施設計は堂園設計が担当。23年度当初予算で計上した事業費は、実施設計の委託料(1762万円)や各種申請の手数料(確認申請20万7000円、構造適合性判定26万2000円、省エネ適合性判定14万5000円)が柱で、工事請負費は盛り込まれなかった。
予算の状況から考えると、工事は24年度の発注となる可能性が高く、25年度までの2カ年で整備する見通し。所管する健康増進課では「発注形式や時期等は、実施設計の内容を踏まえて検討していきたい」としている。
建設予定地の地質調査は、アジアテックの担当で行った。