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建通新聞社(中部)
2023/04/18

【岐阜】新丸山ダム 23年度事業概要を公表

 国土交通省新丸山ダム工事事務所は、2023年度の事業概要を公表した。22年度に引き続きダム本体工事や付替道路の国道418号、県道大西瑞浪線五月橋の整備を進める。23年度当初予算の事業費は前年度比19・4%増の138億1000万円。
 23年度の工事では、継続事業として本体建設第1期工事やダム左岸側に先行整備する常用洪水吐放流設備の整備を進める他、ダム周辺整備として左岸側の管理用道路の整備や貯水池内の伐採工事を行う。
 付替道路の整備では、八百津町と恵那市の間を流れる名場居川に架設する国道418号の7号橋下部工事、恵那市飯地地内に仮設する8号橋の上部工事を継続実施する。
 新規事業では7号橋の仮橋工事に着手する他、恵那市五明地区で道路建設工事を行う。
 また、県道大西瑞浪線日吉地区での道路建設工事を継続実施する他、八百津町道十日神楽線十日神楽地区での道路建設工事も進める。
 業務では、町道十日神楽線での用地調査などを計画している。
 新丸山ダム整備事業は1983年9月に美濃加茂市や可児市などで発生した木曽川の大規模洪水を受け、洪水調節能力の強化と流水量の維持、発電量の増量を目的に86年4月に事業化した。
 新丸山ダムの規模は堤高118・4b、堤頂長340・6b、洪水調節容量は7200万立方b。既存丸山ダムの下流48bの位置に約20b嵩上げして建設する。
提供:建通新聞社