建通新聞社
2023/04/13
【大阪】和泉市 富秋学園整備をDBで公告
和泉市は、(仮称)富秋学園整備事業の設計施工者選定に伴う公募型プロポーザルを公告した。基本設計・実施設計、工事、工事監理業務を一括して実施する。基本設計を2024年1月から行い、25年度に施工を開始。27年4月の開校を目指す。提案上限金額は69億1700万円。
富秋学園は池上小学校と幸小学校、富秋中学校を統合する施設一体型義務教育学校。富秋中学校の敷地を活用して新校舎などを整備する。各学年2クラスを予定しており、想定最大収容人数は35〜40人。想定延べ床面積は約1万1750平方b。所在地は富秋町2ノ2ノ89。
工事では、特別教室棟と講堂を取り壊して、新校舎を建設。体育館、普通教室棟、管理棟を解体した後、グラウンド整備を進める。
参加表明書と審査書類を4月26日〜5月9日に受け付け、技術対話などを経て、10月5日に技術提案審査を行う。10月中旬に結果を通知。市議会の議決を得て12月に本契約を締結する。
提案上限金額の内訳は、設計が2億9900万円、工事が65億3200万円、工事監理が8600万円。同事業に係るデザインビルド事業者選定支援等業務を明豊ファシリティワークス(大阪市中央区)が9月29日の納期で進めている。
その他、4月中に普通教室棟の設備改修工事を一般競争入札で公告。新庁舎建設に伴い、特別教室棟などを解体するため特別教室棟の用途を普通教室棟に移す。