能美市は13日、湯谷町地内「亀齢荘改修工事実施設計業務委託」を開札し、2050万円で五井建築研究所に落札した。
市寺井老人福祉センター「亀齢荘」は、1985(昭和60)年に建設された施設で、規模はRC造2階建て延べ1049平方メートル。市は同施設を高齢者や障害者、子どもがともに利用する地域共生交流館として位置付け、大規模改修工事を計画している。
多世代が交流できる地域コミュニティ拠点として、設備の更新や省エネ、バリアフリー化などを含む大規模改修を実施する。今回の委託内容は建築、電気設備、機械設備改修に伴う実施設計業務一式。委託期間は2024年1月31日まで。予定価格は2108万円。
同施設は研修室や休憩室、入浴施設を有し、地域における老人のサークル活動や憩いの場として活用されている。2011年度に改修工事を施しているが、築後35年超が経過し、老朽化が進んでいる。