南国市は、図書館移転新築に伴う造成工事を7月に発注する。
造成するのは南国市駅前町3ノ1060ノ24他の面積5671平方b。同所にあるアパートや家屋8棟程度は家主が近く解体に着手し6月中には撤去する。敷地造成は2024年度初頭までかかる見通し。市は23年度当初予算に造成工事費1億5193万円を計上した。なお、本体工の着工へ向け市は造成と並行して進入路となる後免永田線と宝橋西線の拡幅改良を進める。
新築する図書館の規模は鉄骨・鉄筋コンクリート・木造の混構造2階建て延べ2175平方bで、県産木材を使ったCLTを使用する。平面駐車場は50台程度を確保する。本体の工期は17カ月を見込んでおり、25年度第4四半期の完成を目指す。概算工事費は12〜13億円を見込む。
設計はマル・アーキテクチャ・艸建築工房設計共同企業体(東京都台東区)で完了している。
提供:建通新聞社