日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/04/13
【埼玉】川越市 小中計9校の空調新設設計を5月委託
川越市は、小中計9校の一部教室に空調設備を新設する。設計委託を複数件に分割した上で、5月にも公告する。委託費として計1400万円を確保。順調ならば9月ごろまでに設計をまとめ、工事を順次公告していく構え。2024年3月末までの完工を目指す。
35人学級化などによるクラス数増加に伴い、空調設備が未整備となっている特別教室などにエアコンを設置して普通教室へと転用するもの。委託費内訳は小学校480万円、中学校920万円。
対象となるのは、小学校が▽霞ヶ関東(的場2735−2)▽新宿(新宿町6−9−1)▽上戸(上戸390−1)▽川越西(川鶴1−5)――の4校。中学校は▽野田(野田町2−19−14)▽川越第一(小仙波5−6)▽東(小中居278)▽福原(今福512)▽大東(南大塚1−20−1)――の5校となっている。
過年度までに実施した類似の空調設置事業と同様、パッケージエアコンを中心に設置する。施設状況によって、GHP式・EHP式を適宜使い分けながら設計を進める考え。
設置工については、9月以降に設計がまとまり次第、入札手続きを開始する予定。発注件数などは今後検討を進める。工事費計3億3790万円(小学校9010万円、中学校2億4780万円)を計上している。本年度末までの完工が目標。