社会福祉法人ミドリ保育園(金沢市南塚町)が野々市市中林地区で計画する幼保連携型認定こども園については、基本設計が完了した。今月中にも内示が見込まれており、6月ごろの工事入札を照準に準備を進めていく。
計画によると、建設規模はS造2階建て延べ約950平方メートル。園庭は約450平方メートルを想定。定員は120人程度。建設場所は同市中林土地区画整理事業施行地区67街区で、石川県立大学の東側隣接地となる。敷地面積は2644・62平方メートル。基本設計は谷重義行建築像景(金沢市)が担当。2024年4月の開園を目指す。
市内では、土地区画整理事業の進展や女性の就業率上昇などに伴い、今後もさらなる保育需要の高まりが予想される。このため、幼児の受け入れ先確保と保育サービス拡大に向け、新たな保育施設を設置することになった。
昨年夏に市が公募し、プレゼンテーションなどを経て、同法人と基本協定を締結した。