ブラザー工業(名古屋市瑞穂区苗代町15ノ1)は、港工場の敷地内で計画している新倉庫「港第2倉庫」の新築計画に向け、建設地に立つ既存建物の解体に4月初旬から着手した。2024年7月末に解体を終え、同年秋の新築着工を目指す。
解体工事の名称は「港第2倉庫(仮称)新築工事に伴う解体工事」。平屋の工場と2階建ての倉庫、延べ7340平方bを解体する。施工はブラザー不動産(名古屋市瑞穂区)が担当。
港第2倉庫の規模は、鉄骨造3階建て延べ約1万6000平方b。総事業費は約50億円。完成は25年11月を予定しており、プリンター・カラオケ機器といった自社製品や部品などを保管する。同様の機能は現在、物流センター(名古屋市南区)が担っているが、移管後の土地・建物の活用方法について、ブラザー工業は未定としている。
場所は名古屋市港区港明1ノ1015ノ1他。
提供:建通新聞社