日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/04/11
【埼玉】さいたま市 大宮南部浄化センター基幹改良を5月公告
さいたま市が計画している「大宮南部浄化センター基幹的設備改良工事」の入札公告時期は5月が有力だ。7月ごろ入札・開札を行い、9月議会に契約議案を諮る流れが想定される。予定工期は29カ月。
し尿処理施設である大宮南部浄化センター(見沼区上山口新田508−1)を対象に、温室効果ガス削減などにつながる基幹的設備の改良工事を進める。発注業種は清掃施設。
環境省の「循環型社会形成推進交付金」を事業費に活用する。予算上の工事規模は50億1417万3000円。
市内のし尿処理施設は、同センターとクリーンセンター西堀(桜区新開4−1−1)の2カ所。一つに統廃合するため、西堀を廃止し、供用継続する側の大宮南部浄化センターを改良することにした。
敷地面積は1万5014u。管理棟・処理棟を合わせた総延べ床面積が5844・16u。
発注仕様書などの作成は、中日本建設コンサルタント北関東事務所(さいたま市、電話048−767−7610)が受託している。