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　米原市は、23年度当初予算に私立保育所等整備事業補助金として2億1002万7千円を措置した。社会福祉法人・湖北報恩会（木船法圓理事長）が運営する民間認定こども園「長岡学園」（長岡1167―4）が計画している定員を115名から130名規模に拡充する園舎の増改築事業に対し補助を行う。順調にいけば23年度、交付金内示等を経て法人から工事が発注され、現園舎を使用しながら敷地内で新園舎の新築工事を先行して進め、園舎完成の後旧園舎を解体するまでを、24年度までの2ヵ年で行う計画。
　23年度当初予算には、私立保育所運営委託料や給付金等、施設整備補助金等を含めた私立保育所等運営事業費として総額11億6184万3千円を措置。このうち2億1002万7千円を私立保育所等整備補助金（増改築事業）に充当する。
　先行して建築される新園舎は、現時点ではＳ造平屋建、1149・59平方�b規模を計画し定員を130名に拡充。新園舎完成の後解体される現園舎は、81年度に建築された、Ｓ造平屋建、499・3平方�b規模（定員115名）。
　市では、長岡こども園の増改築事業について過年度に運営法人の湖北報恩会からの申し出を受け、私立保育所の運営負担を軽減し多様な保育ニーズに対応する保護者の就労と子育てを支援する施策の一環として、補助金交付を決め予算を措置。2ヵ年となる見通しの増改築計画にのっとり、順調にいけば24年度予算にも補助金を措置したい考えだ。

提供：滋賀産業新聞