新潟太陽誘電(上越市頸城区上吉197番地8 山田英夫代表取締役)はこのほど、上越市の県南部産業団地内の用地4万7000・12平方メートルを取得した。
場所は、分譲用地E区画とサンヴァーテックスに挟まれた頸城区下吉字本田85番1ほか。同社敷地内の駐車場を移転させる。
太陽誘電グループは、国内外の複数の積層セラミックコンデンサ生産拠点について、年間10〜15%の能力増強を行っている。同社でも、自動車におけるADAS(先進運転支援システム)の進化やxEV(電動車)化進展のほか、基地局やサーバーなどの情報インフラ拡充による積層セラミックコンデンサの中長期的な需要拡大を見据えて現駐車場を整備用地とし、将来的な生産能力増強に備える。