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法面改良７千万も　共に第４四半期


　長崎市は小島小学校校舎等改築事業において、本年度は河川護岸整備と法面改良の工事発注を行う。共に第４四半期発注を予定しており、２０２４年度までの工事となる見通し。両工事が完了次第、いよいよ24年度内に新校舎本体の発注・着工を行いたい考え。


　同事業では既存校舎を解体後、跡地に新校舎を建設するもので、今回発注する「河川護岸整備工事（２期）」では、同予定地南西に隣接する小島川約75�bの矢板護岸を実施。事業費９７３３万６０００円を見込む。「法面改良工事（２期）」も予定地北東部の地山約１０１平方を補強、事業費は７０００万円としている。ともに新校舎建設にあたっての敷地補強・整備で、この工事が完了次第、新校舎・アリーナ・プールの一体整備に着工する。

　新校舎には屋内運動場・プールを合築、ＲＣ造地下１階・地上４階建（敷地段差により地下表記。１階部が運動場高さ）プールは屋上（４階部分はプール付帯施設）、屋内運動場は１階部分に配置する計画。校舎延床面積は約５７３０平方�bで、27年3月の供用開始を予定。新校舎建設事業費は現在のところ20億５８７４万６０００円を見込んでいるが、資材価格高騰等の影響から変更の可能性もある。

　新校舎建設以降は屋内運動場解体、運動場設計・整備、取付道路（仮設橋）の本橋架け替え設計・工事などを経て、31年10月の運動場全面供用開始をもって事業完了とする。