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建通新聞社(神奈川)
2023/04/10

【神奈川】東工大 新学生寮 事業手法を具体化へ 

 東京工業大学は、PPP/PFI手法での整備・運営を想定する横浜市青葉区松風台の新学生寮で、4月4日、整備運営事業のアドバイザリー業務の委託先にPwCアドバイザリー(東京都千代田区)を選定した。事業手法を比較するとともに、規模や費用などを検討する。納期は11月30日。委託価格は非公表。
 業務では施設整備の事業手法として▽PFIのBTO(サービス購入型)▽PFIのBT(コンセッション型)▽BOT(定期借地権設定+東工大によるマスターリース)―などの手法を比較する他、民間事業者へのサウンディング調査や施設計画を検討する。
 施設に民間収益施設の併設は行わないとする条件下で規模や整備戸数、事業収支を検討し、整備費用を算定する。
 2024年2月に実施方針を、6月に募集要項を公表し、10月に事業予定者を決定する。施設の規模や事業スケジュールは事業者の提案による。事業期間は35〜50年程度を想定している。
 建設地は横浜市青葉区松風台21ノ13の敷地面積9943平方b。用途地域は一種低層・二種低層住専で建ぺい率40%、容積率80%。敷地内にある松風学舎2棟と留学生会館を解体し、新たな学生寮を建設する。入居者は同学の学生・留学生、単身研究者を想定。既存建物は鉄筋コンクリート造3〜4階建て。建築面積が2228平方b、延べ床面積は5825平方b内。
提供:建通新聞社