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　長岡市が再公募を行っていた長岡北スマート流通産業団地の第３期エリア（２）区画に、東部運送（新潟市秋葉区）が進出することが、６日までに分かった。
　同区画は団地の最南端部に位置し、面積は１万５１８９・９９平方メートル。当初、進出予定だった企業の辞退を受け昨秋に再公募が行われ、３月末に同社に決定した。
　取得地には市内２カ所目となる新たな拠点を建設する。建設規模は現時点で延べ１３００〜１７００平方メートル（事務所＝３００〜７００平方メートル、倉庫＝１０００平方メートル程度）を想定。発注は設計施工一括とし、数社に見積もりを依頼したもようだ。９月ごろの着工、２０２４年１１月ごろの完成を目指す。なお、新拠点の従業員数は２０人程度とし、うち１２人程度を新規採用する予定。
　同社は１９４８年設立の運送業。県内に１１営業所を有し、長岡市内には中之島流通団地内の長岡営業所がある。また、福島県会津若松市と東京都にも営業所を展開している。長岡北スマート流通産業団地へは、今後の取扱荷物の増加や顧客要望への対応、関東エリアなどへの高いアクセス性とそれによる生産性向上、地域貢献などの観点から進出を決めたという。
　なお、これにより、同団地の分譲地全３３区画が完売となった。