金沢市は、みどり1丁目地内「緑住宅建設工事第5期」に係る▽建築▽給排水衛生設備▽電気設備▽昇降機設備−の4工種(いずれも一般競争入札案件)について、第1四半期中に各工事の入札を公告する。これまでに実施設計業務が完了し、市議会6月定例月議会での請負承認を目指す。
第5期整備では、既設D5棟(RC造5階建て延べ1818・45平方メートル/1970年築)、D6棟(同)、E3棟(RC造5階建て延べ1855・60平方メートル/72年築)の計3棟(全88戸収容)を新住棟に建て替える。
建設規模はRC造4階建て延べ2972・10平方メートル(全37戸収容)。新住棟の建設にあたり、景観面や高齢世帯の避難などに配慮し、既設の5階建てから4階建てに階数を減らしたほか、エレベーターも設置してバリアフリー化を図る。
建設地にはD5、D6両棟の解体跡地を充て、E3棟跡地は工事現場事務所用地(建設資材等仮置き場)として当面の間、活用する。
工期は各570日間。2025(令和7)年9月の入居開始を見込む。
なお、今年度当初予算に市営住宅建設事業費として総額11億9100万円(うち現計1億9300万円、債務負担行為9億9800万円)を盛り込んでいる。
実施設計は、織田設計(建築)、大屋設備(設備)が担当した。