立山町は2023年度、グリーンパーク吉峰の再整備に取り組む。当初予算に事業費2億396万2000円、補正予算に3億6109万5000円をそれぞれ計上している。
当初予算分の主な内訳は、設計・監理費等が1798万円、工事費が1億7970万8000円。多目的広場の周辺に現在とは別の新たなオートキャンプ場を整備するため、実施設計や造成工事を行う。補正予算分では、包括連携協定を結ぶモンベルが監修のもと、現在のオートキャンプ場に高規格なコテージを5棟整備。オートキャンプ場と併せて、里山エリアの環境拠点の魅力化を図る。25年度のオープンを目指す。
立山グリーンパーク吉峰(吉峰野開地内)はキャンプやバーベキュー、パークゴルフなどのアウトドアが満喫でき、源泉直送の天然温泉や宿泊施設も備える施設。昨年3月に策定した公共施設等総合管理計画(改訂版)には「収益への影響が大きい施設の維持管理については、予防保全型維持管理と事後保全型維持管理を使い分けるとともに、老朽化に対応した更新にあたっては規模の縮小、機能統合(移転を含む)を検討すること」としている。