国交省23年度予算のうち、県下市町村道整備の補助事業に18億4600万円が内示された。通学路対策をはじめ、橋梁補修などのメンテナンス事業を推進する。県土整備部が市町村道の補助、交付金事業を7日までにまとめた。
補助メニューは昨年度に新設された「通学路緊急対策」と、橋梁やトンネル補修などの「道路メンテナンス」で構成。それぞれ5億9300万円と12億5300万円の内示があった。
通学路対策は、米子市が安倍三柳線などに2億4900万円、鳥取市が丸山浜坂1号線など8100万円、南部町にも6100万円が配分された。
道路メンテは、倉吉市が清谷大塚線・大塚橋に4700万円など1億6700万円、鳥取市が会下上光線・勝谷トンネルなどに1億3000万円、八頭町は徳丸東線・金崎橋など1億0300万円、智頭町は市瀬護岸線・新市瀬橋などに1億1500万円の事業費が付いた。
このほか、交付金事業は国費ベースで12億4000万円が内示。事業費に換算すると25億円規模となる。
このうち鳥取市は弥生橋通り・寺町工区の電線地中化に事業費7300万円。サイクルルートの「鳥取うみなみロード」環境整備は、境港市、米子市、岩美町など関連市町の路面標示に国費1200万円が内示された。
補助・交付金の国費ベース配分額は次の通り。
▼鳥取市2億6900万円▼米子市7億3700万円▼倉吉市1億5600万円▼境港市8200万円▼岩美町7600万円▼若桜町3400万円▼智頭町1億3800万円▼八頭町1億2300万円▼三朝町600万円▼湯梨浜町4700万円▼琴浦町1億8400万円▼北栄町1億2200万円▼日吉津村800万円▼大山町6700万円▼南部町8900万円▼伯耆町4700万円▼日南町7500万円▼日野町2000万円▼江府町4200万円
日刊建設工業新聞