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建通新聞社四国
2023/04/07

【香川】坂出市 中心市街地活性化へ実施方針

 坂出市は、JR坂出駅前など中心市街地の活性化に向けた公民連携事業の実施方針をまとめた。中心市街地の六つのエリアを面として、駅前拠点施設整備と坂出緩衝緑地再整備の2重点地区の整備(企画・設計・建設)、維持管理、運営を一体的に行うため、民間事業者と連携する。事業方式はPFIやセールス&リースバックなどを挙げており、意見や個別対話、5月に予定している仮公募などを経て、PFI方式を採用するなら9月ごろに特定事業の選定・公表を行う。事業期間は10〜20年間を想定している。
 重点整備するJR坂出駅前拠点施設は、駅北側と南側で役割分担を行い空間の再編を図る。図書館機能を核とし、子育て支援機能、市民活動拠点機能、来訪者の拠点機能を導入した拠点施設を整備する。敷地面積は約3万7000平方b。
 坂出緩衝緑地再整備は、緩衝緑地の機能を維持しつつ、空間や豊かな緑を生かし、さまざまな世代が日常的に集い交流する市民の活動拠点となる「市民の居場所」を創出する。対象は坂出緩衝緑地B地区(西大浜緑地)面積5万8278平方b、C地区(東大浜緑地)3万0035平方b、東大浜第1公園1999平方b、東大浜第3公園2000平方b、西大浜第2公園3157平方b、西大浜第3公園5124平方b、西大浜第4公園2098平方b。
 事業は中心市街地を「坂出駅前エリア」「坂出人工土地エリア」「坂出緩衝緑地エリア」「西運河入船エリア」「商店街エリア」「旧市立病院跡地エリア」の六つに分け、二つの重点地区(駅前、緩衝緑地)を中心に再整備し、「みんなのココチよさがかなうまち」を生み出す。
提供:建通新聞社