積水ハウス(大阪市北区大淀中1ノ1ノ88)は、市営地下鉄東山線の千種駅前に立つ複数の商業ビル「千種ビル群」の解体に4月初旬から着手した。跡地には分譲マンションや商業施設など、少なくとも2棟以上の建物が立つ見通し。開発計画の詳細は「検討中」としている。
千種ビル群は、千種ビルや千種第2・第3ビル、千種ニュータワービル、駐車場ビルなど複数の建物で構成する。敷地面積は、およそ3305平方b(1000坪)。千種ビルと千種ニュータワービルには現在もテナントが入っているため、解体は第2ビルや第3ビルなどを先行して実施する。ビル群全体を解体工期は、1年間程度を見込む。
跡地に開発する分譲マンションは、タワーマンションとして開発する予定で、富裕層向けや投資家向けなど、さまざまな部屋タイプを設ける見通し。敷地全体における建物の配置計画やそれぞれの規模、解体後の開発スケジュールなどは検討中とした。
場所は名古屋市東区葵3地内。
解体工事は鹿島(東京都港区)が担当している。
提供:建通新聞社