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　　和気町は、和気小学校の長寿命化改良事業や佐伯中学校の予防改修事業を盛り込む２０２３年度当初予算をまとめた。一般会計の総額は、前年度比15・３％増の96億２０００万円となり、全会計の総額は、前年度比９・４％増の１６８億７４５７万円となった。
　主な建設関連では、教育関係の整備として和気小学校の長寿命化改良事業費に１億６１９２万円、佐伯中学校の予防改修事業費に１億３１４３万円を計上した。
　また、「２０５０年二酸化炭素排出ゼロ」を目指す取り組みでは、公共施設への充電器設置や公用車に電気自動車導入などを行う“クリーンエネルギー自動車等導入事業”に３６３２万円、再生可能エネルギー活用や公共施設の省エネルギー化などの調査検討事業に１０００万円を投じる。
　さらに、音声告知放送システム更新事業に７億円、益原多目的公園の遊具更新やスケートパーク整備などを行うリニューアル事業費に９４００万円、老朽化している若草団地を分譲宅地として売却することに伴う解体や住み替えのための増・改築費用に３１９１万円、佐伯グラウンド改修事業費に５２２万円を盛り込んだ。
　特別会計では、和気駅前駐車場拡張事業に１億１１０５万円、和気鵜飼谷温泉で温泉汲み上げポンプ・インバータ交換する費用に６０３２万円を充てた。

「提供:建通新聞社」