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　川口市は新たな障害者短期入所施設の建設へ向けて２０２３〜24年度に実施設計を行う。施設移転に伴い廃止となった旧「しらゆりの家」の敷地を活用し、定員19人に対応できる新たな施設を整備する計画だ。現時点では24年度の早い段階で設計をまとめた後、現況施設の解体工事を経て、24〜25年度に新施設を建設する流れを予定。25年度内の施設開設を目指す。
　市内に立地する単独型の障害者短期入所施設はしらゆりの家のみとなっている。過年度に同施設の移転・定員拡充を行ったが、近年は短期入所施設需要が増加しており、希望者が同施設を利用できない状況が続いている。施設移転後に廃止した旧しらゆりの家を解体し、跡地へ市内２件目となる単独型の障害者短期入所施設を整備する運びとなった。
　旧しらゆりの家（柳崎１−13−29）は平屋、床面積５３８・８�uとなっており、敷地面積１８００�u程度を有する。新施設の詳細は設計で具体化するが、現時点では２階建て、定員19人に対応する施設を想定。現在のしらゆりの家（定員10人、床面積５７８�u）を上回る施設規模となる見通しだ。当初予算では実施設計費３７７３万３０００円を24年度までの債務負担行為に設定している。