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　県は３日、新規採用職員就任式を埼玉会館で開催した。就任式には、２０２２年度の途中採用者などを含め、３６７人が出席した。出席者は一様に緊張の面持ちで、節目のスタートを切った。
　大野元裕知事は「ワンチーム埼玉の一員として参加してくれたことを大変心強く感じている。埼玉県は、超少子高齢化に直面している。また、コロナ前と全く同じに戻ることはなく、変革のときを迎えている。官民問わずＤＸを進めていく中で、皆さんが変革を起こしてほしい。新たな課題にチャレンジし、成果を生み出す職員を求めている」とあいさつした。
　出席者を代表して、大野知事から４人に対して辞令が手渡された。
　また、少子政策課に配属された大畑翔（かける）さんが誓いの言葉を述べた。
　経験者枠で採用され、朝霞県土整備事務所に配属となった水島海渡（かいと）さんは「総合土木職として採用いただいた。国家公務員の土木職として10年間、務めてきた経験を生かして、土木の課題などにしっかりと対応していくことで、埼玉県の発展に貢献していきたい」と意気込みを語った。